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突撃!体験レポート

教育について

【進学直前!】小学生、中学生になる子どもが家庭でできる準備

年末になり、年が明ければ進学シーズンはすぐそこに迫ってきます。「一月は行ってしまう、二月は逃げてしまう、三月は去ってしまう」というように、この3ヶ月はあっという間に過ぎていきます。

幼稚園・保育園・こども園に通う年長さんや、小学校の6年生たちは、小学校や中学校という、未知の世界に飛び立つ時です。

そこで、どうすればスムーズに新生活に入ることができるか、家庭でできる準備について一緒に考えてみましょう。

生活習慣の見直しは年齢に関係なくやっておきたいこと

小学生になる子どもと、中学生になる子どもとでは6歳も違います。同じように気を付けることなどあるの?と思われるかもしれませんが、基本的には変わりません。

小学生になる子どもも、中学生になる子どもも成長期の真っただ中です。生活習慣を普段の暮らしの中で見直すことは難しいので、ぜひこの機会に見直しておきましょう。

 

夜寝る前に気を付けたいこと

まずは、夕方に園や学校から帰宅して、夜寝るまでの間の過ごし方で、早めに見直しておきたい生活習慣について見ていきましょう。

①就寝時間を毎日ほぼ同じ時間にそろえる

子どもによっては、長い園生活や小学校生活のうちに、つい生活リズムがグダグダになってしまっていることもありますよね。

 

そこで、生活リズムを整えていきましょう。まずは就寝時間からスタートします。なぜなら、子どもの成長に欠かせない成長ホルモンは、夜中に熟睡している状態で分泌されるからです。

さらに就寝時間は、園生活から学校生活に入ったり、小学校から中学校に入ったりすることで、時間が後押しになることが多く、一度リセットしておくことが必要です。

小学校に入学する前の子どもは、だいたい8時から9時にかけて就寝することが望ましいでしょう。

 

今は保育園でも、年長さんはお昼寝をせずに過ごし、小学校生活に向けて睡眠リズムを整えるところが多くなっています。

小学校から中学校に進学する年齢の子どもは、これまで9時に就寝していたとしても、さまざまな用事が多く、今後は10時前後まで起きていることが多くなってくるでしょう。

それでも最初のうちは長い登校や突然難しくなる教科の勉強、部活動など慣れないことばかりで疲れるものです。入学前は9時に寝る習慣をつけ、生活リズムを整えます。

②寝る前に次の日の用意をすべて済ませる

寝る前に、次の日の着替えや通園バッグ・ランドセルの中身をすべて自分で整え、忘れ物がないように整えます。

園児の場合は、準備しなければならないものをピックアップし、一覧表にしておくと忘れ物なく一人でも準備できるようになります。
 
もちものチェック表

ハンカチ
ティッシュ
ブラウス  
スカート  
スモック  
れんらくちょう  
たいおんカード  
つうえんかばん  

 

100円ショップなどで売っている小さなホワイトボードに油性マジックで表を書きます。別にマグネットを用意しておき、準備ができたら自分で貼っていくようにすれば、一目瞭然です。

小学生で、忘れ物がいつまで経っても減らないという場合は、やはり同じように一覧表を子どもと一緒に作ってみましょう。

③寝る前のゲーム・タブレット・スマホ閲覧などを控える

寝る直前までゲームやタブレット、スマートフォンなどの閲覧を続けていると、脳が休まる状態になりにくく、良質な眠りを妨げると言われています。

良質な眠りを得るために、ゲームやタブレット、スマートフォンの閲覧は寝る前1時間までにする、などルールを決めて、ダラダラと続けないようにしましょう。

 

逆に寝る直前に見たもの、聞いたことなどは脳にしっかり記憶されやすいと言われています。本を読んだり、静かな音楽を聴いたりする習慣をつけても良いですね。

朝起きてから気を付けたいこと

次に、朝起きてから日中にかけて気を付けておきたいこと、やっておきたい生活リズムの見直しについて見ていきます。

①朝は窓を開けて光と風を浴びよう

朝は起きたらすぐに窓を開けて、日の光と朝の風をたっぷり浴びましょう。起きたら朝日を浴びると、体内時計がリセットされ、さらにセロトニンというホルモンが分泌されます。

また朝日を浴びてからだいたい15時間後にメラトニンというホルモンが分泌されるように人体はプログラミングされています。メラトニンは、質の良い睡眠をもたらす重要なホルモンです。

 

朝日を浴びると、体内時計もリセットされます。実は人間は25時間周期で生きています。そのためただ生活しているだけだと、だんだん体内時計がずれてきてしまいます。

そこで朝日を浴びてセロトニンの分泌を促すと、体内時計がリセットされ、体調や心の調子を整えることにも役立ちます。

②布団・パジャマをきちんと片付けよう

朝は家族にたたき起こされ、すべてやりっぱなしで慌てて家を出ているなら、5分早起きすることを始めてみましょう。

その5分で、自分が寝ていた布団の始末をし、脱いだパジャマを畳んだり、洗濯場に持って行ったりする習慣を身に付けます。

③できるだけ帰宅後外で体を動かす時間を設けよう

園児から小学生へ、小学生から中学生になると、必要な体力がまったく違っていることに気づかされます。

最初のころは慣れるだけで精一杯で、毎日ぐったり疲れてしまう子どもも多いでしょう。そのため、進学の準備の一環として、できるだけ毎日体を動かす時間を設けて体力づくりをしておきたいですね。

親が協力できる準備にはどんなものがあるの?

親が子どもに協力できる準備もあります。子どもの進学に向けて、子どものために協力できることをピックアップしてみました。

習い事を見直して整理する

子どもが進学すると、時間の使い方がガラリと変わります。これまでは園が終わっても習い事しかなかった子ども達も、宿題をしなければならなくなります。

また中学に進むにあたり、勉強が大変になってきます。特に中間テストや期末テストなど、これまでにはなかった重要な試験に関する勉強も増えます。

 

これまで毎日のように習い事をしていたなら、一度習い事と子どもの気持ち、内容について見直しをして、子どもが続けたいものだけに絞るなど内容を整理しておきましょう。

子どもの不安に寄り添い練習や予習にできるだけ付き合う

子どもによっては、新生活に大きな不安を抱えている場合もあります。まじめで神経質な性格なら、より注意深く見てあげましょう。

子どもが不安に感じていることは、子どもによって十人十色です。思いもよらないことを不安に感じているかもしれません。

 

・年長さんになって園でも入学対策が厳しくなってきた

・周囲の人々に「小学生になるんだからしっかりしなくちゃね」と言われる

・ランドセルを買ってもらい大きさに驚いた

・歩くことがあまり好きではなく登下校が不安

・食べることが苦手で給食が不安

 

最近の幼稚園や保育園では、年長さんに対して小学校生活に早くなじめるよう、少々厳しく接するところも少なくありません。

連絡帳などでそういった方針かどうかをチェックし、園でプレッシャーをかけられているようなら、家では「大丈夫、心配ないよ、小学生になったからってそんなにつらいことはないよ」とリラックスさせてあげましょう。

 

ランドセルを買ってもらって大きさに驚き、通学路の遠さにおびえているようなら、何度か空のランドセルを背負って通学路を一緒に歩いてみましょう。

実際に歩いてみれば、どれくらいの時間がかかるのかもわかります。途中でトイレを借りることができるような場所があればチェックしておくと、安心感もアップします。

お弁当や園の給食もあまり食べられない小食な子や、好き嫌いが多く苦労している子は、学校に入った後で担任の先生に相談してみましょう。

 

今は苦手なものを無理やり食べさせたり、みんなと同じ量を苦しいのに食べさせられたりする学校は少なくなりつつあります。

また家でトレイにご飯やおかず、副菜やパック牛乳などを載せて、給食ごっこをしてみてもいいでしょう。食べきれる量をよそい、無事完食できれば自信につながります。

【小学校入学】生活面で体験させたり慣らしたりしておきたいこと

生活面で体験させたり、慣らしたり、言い聞かせて理解させておきたいことを挙げてみます。

①あいさつ

学校の先生や交通安全の見守りで立ってくださっているPTAの方をはじめ、登校班のお友達に大きな声でおはよう、と言えるように言い聞かせましょう。

また何かしてもらったら「ありがとう」、何か間違いを犯してしまったら「ごめんなさい」が素直に言えるようにしておきたいものです。

②返事

先生に名前を呼ばれたら、大きな声でハイと返事をします。学校によっては挙手する場合もあります。名前を呼ばれたらはっきりハイと返事ができるようにしておきましょう。

③起立と椅子の始末

起立をしたら手は太ももの横のラインに沿わせるように、じっと立って待機できるように練習しておきましょう。

また椅子から立ったら、椅子は机の中に押し入れて、出しっぱなしにしないようにクセ付けましょう。

④机の上と中・ロッカーの始末

机の上には授業に必要なもの以外は置かないこと・机の中は常に綺麗に整頓し、週に一度はランドセルとともに中身を全部出して整理しなおすことを習慣づけると良いですね。

またランドセルなどを収納しておくロッカーが教室にある場合は、ランドセルの蓋をしめ、ちゃんとロックもしておくように教えます。

⑤先生の話を聞くこと

先生がみんなの前に立って何か発言を始めたら、自分が何かしていても、お友達とおしゃべりしていてもすべて中断し、先生の話に集中することを教えます。

⑥休み時間にトイレに行くこと

休み時間は遊ぶための時間ではなく、やらなければならないことがたくさんあると伝えておきたいですね。

・前の授業でまとめ終わらなかった内容をノートにまとめ、前の授業で使用した教科書やノート類を片付ける

・次の授業の教科書・ノート等を準備し、移動や着替えが必要なら手早く行う

・トイレに必ず行っておく

こうしたことが必要になります。特にトイレは授業中に恥ずかしい思いをしないためにも、きちんと身につけたいものです。

⑦和式トイレ

近年では男子トイレもすべて洋式便座という学校もありますが、まだ和式トイレが残っている学校も存在します。

小学校をリサーチし、和式トイレが残っているようで、子どもが和式トイレの経験がないなら一度どこかで和式トイレで用を足す経験をさせて慣れさせましょう。

⑧交通ルール

交通ルールは園でも教わりますが、登下校で非常に重要となります。登下校の練習をしつつ、もう一度交通ルールをはじめ、信号待ちの際は道路際に出ないことなどを見直しましょう。

⑨食わず嫌いを減らす

給食ではどうしても食べられないものを強要されることは減っていますが、あまりにも食べられないものが多いとやはり苦労します。

食わず嫌いの食べ物が多いようであれば、家で工夫をしながらチャレンジし、少しでも食べられるものを増やしておくと良いでしょう。

【小学校入学】勉強面でしておきたいこと

それでは、勉強面でやっておくと小学校に入った際に少し楽になったり、緊張せずに済んだりすることを挙げてみます。

①アナログ時計を読めるようにし、時計を確認しながら行動する

学校ではアナログ時計が一般的です。家ではデジタル時計を使用し、アナログ時計がまだ読めない子は、読めるようにしておくと安心です。

また時計を確認しながら行動すること、特に休み時間から授業に入る時間の確認をすることを教えましょう。

②ひらがな・カタカナ

園で教えているところが増えていますが、もう一度ひらがな・カタカナが読める・書けるかどうか確認し、おぼつかないところは勉強しておきます。

③数を数える

少なくとも1から10まで、できれば100までカウントできるようにしておきたいですね。可能であれば、「増える」「減る」(足し算・引き算)のイメージも確認できると安心です。

④名前を書ける・読める

ひらがなで書けるだけでなく、漢字で書いて読めるとなお安心です。

⑤素早く着替える

私服や制服から体操服へ、また水着へ素早く着替え、忘れ物がないように片付けることも一度家でやってみましょう。

【中学進学】勉強に関すること

まずは不安に感じる親子が多い勉強に関することです。中にはついていけるかとても不安だという子どももいます。

①小学校5~6年を中心に復習をする

授業だけでは思ったような成績が取れない子ども達の中には、焦ったり、強い不安を感じていたりする子もいます。

 

・小学校で習った漢字はすべて読めるようにしておく

小学校で習った漢字はすべて読めるようにしておきましょう。書きは後回しにしても、読めるようにしておきます。中学の国語はもちろん、社会や理科などの教科書は漢字が多く使用されます。

 

・図形や面積・速さなどの公式、分数の四則計算を復習する

算数は図形や面積・体積・速さ・割合など公式を使うものの復習、また中学で多く登場する分数の計算も、スムーズにできるようになっておくと後で助かりますよ。

②予習・復習の必要性とやり方を教える

中学に入ると、英語など予習をしていかなければならない教科、歴史や地理など復習が重要な教科が出てきます。

学校で配布されるプリント類をきちんと埋めることはもちろん、英語は翌日習う箇所の新出単語の意味を調べ、文章を訳していくなど、予習・復習の必要があることと、やり方を教えましょう。

③教科ごとにケースにまとめる

中学になると、ひとつの教科でたくさんのテキストを使うようになります。バラバラになると時間割をそろえる手間もかかります。

そこで教科ごとに、A3サイズの大きなファスナーケースに入れてまとめます。勉強するときも、時間割をそろえるときも一目瞭然です。

④困った時は家族がいるから大丈夫!と愛情を再確認

中学生になるころの子どもは、第二次性徴を迎え、心も体も揺らぐ時期です。さらに中学校という未知の世界に入っていくことで、大きな不安も抱えています。

この機会に小学校時代の写真やノート類を親子で整理し、6年間どんなに成長を楽しく見守ってきたか、たくさん心配をしたけれど、立派に育ってくれて嬉しいかなど、子どもに話してあげましょう。

 

子どもにプレッシャーを与える話は避け、小学校に入る時も同じように不安があったこと、それでも乗り越えて今があることを伝えます。

さらに、親をはじめ家族はいつも味方であり、ホームであり、困った時は力になるし、つらい時は守るよ、と愛情を伝えてあげてください。

小学校・中学校に進んでも大丈夫!準備と家族の愛で支えよう

小学校・中学校に子ども達が入学・進学する時は、親子ともども不安でいっぱいになりますよね。でも、親が不安を子どもに押し付けると、子どもは余計に不安定になってしまいます。

親は子どもの進学準備に寄り添い、不安を受け止めてあげましょう。これまで一緒に過ごし、これからも支えていくよ、と安心させてあげたいですね。

 

また不安なことがたくさんあって何から手をつければいいのか分からない時は、まず生活リズムのリセットから始めてみましょう。

すがすがしい朝から一日が始まるだけで、体も心も元気になるのではないでしょうか。

  • 2019.11.6
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