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突撃!体験レポート

習い事あるある

子どもが「習い事をやめたい」と言い出したときに知っておきたい対処法

子どもが「習い事をやめたい」と言い出したときは、どう対処すればよいのでしょうか。

習い事を途中でやめさせてしまうと、せっかくの技術が身につかないだけでなく、なんでも途中で放り出す人間にならないか不安ですよね。

子どもが自分で「どうしてもやってみたい、頑張るからやらせて」と言い出したものなら、なおさら続けさせたいと思ってしまうでしょう。

そこで、子どもが「習い事をやめたい」と言い出したときはどう対処すればよいのか、そもそも習い事をスタートするときにやめ時をどう考えておけばいいのかなどをご紹介します。

子どもの習い事は重く考えすぎない!

子どもが「習い事をはじめたい」と言い出すと、親ははりきってしまいがちです。しかし子どもの習い事は重く考えすぎず、「経験のひとつ」と捉える程度にしておくと良いかもしれません。

 

 

子どもは好奇心が旺盛!興味が次々湧いてくるのは当然です

子どもは非常に好奇心が旺盛です。特に園児~小学校低学年くらいの子ども達は、お友達がやっていることや、テレビで見たこと、動画で見たことなどにすぐはまってしまいます。

好奇心が旺盛すぎるため、次々に興味が湧いて、どんどんやりたいことが増えてしまうこともよくあります。

仲の良い友達がサッカーを始めればサッカーが気になり、日本中がラグビーに熱中すればラグビーが気になります。

ピアノが出てくるアニメにはまってピアノが習いたくなっても、ヴァイオリンが登場するマンガにはまればヴァイオリンを弾きたくなるものです。

子どもの好奇心はいったん「聞いておいて保留」にしておく

興味は次々に移ろい、またその発端も軽いものであることが少なくありません。そのたびに「習いたい!やらせて!」と言ってきても、しばらくは様子を見てみましょう。

何度かは「やりたいの?そうなんだ」「○○ちゃんと同じお教室に行ってみたいの?」「うーん、パパと相談してみようね」という具合に受け流して様子を見ます。

1~2ヶ月経っても「やりたい!習わせて!」と、情熱をもって子どもが訴えてくるようなら、本格的に習うことを考えてみると良いかもしれません。

子どもの「やりたい」は「やってみたい」

基本的に、子どもの「やりたい!習いたい!」は、「一度やってみたい」ということが少なくないものです。

しかも、子どもが幼いほど想像力もつたないので、自分に置き換えて想像しても、上級者のようなプレイをしている姿しか思い浮かべられません。

たとえばピアノなら、子どもはピアノの前に座っただけでマンガやアニメのヒロインのように上手に弾けるもの、と思い込んでいるかもしれません。

スポーツ漫画を読んで、いきなりレギュラーとして試合に出られるものだと自信満々になっているかもしれません。

実際にやり始めて現実の厳しさを知る

しかし実際には、ピアノの前に初めて座った子どもは「ドレミ」がどこにあるのかもわかりません。

 

 

スポーツ教室に初めて訪れた子どもは、シューズがスポーツによって異なることすら知らないでしょう。

子どもが「やりたい」と思っているのは、ヒーローやヒロインたちが繰り広げる華麗なプレイです。

そこに至るまでに必要な、何年にもわたる地道でつらい練習にまでは考えが及ばないことがほとんどです。

そのため実際にやってみても、基礎の反復練習や体力づくりのためのつらいトレーニングばかりで、すぐに飽きてしまうことが多いのです。

習い事が将来の職業につながる人は非常に稀です

子どもが習い事を始めると、将来の夢についてすぐに「ピアノの先生になりたい」「サッカー選手になりたい」「ビッグテック(GAFA)のプログラマーになりたい」といった壮大な計画を語り始めます。

親は子どもの夢のために力を尽くしたいと願い、子どもの夢がかなうことを願います。そのために、つい過剰な期待を込めて「頑張りなさい」「練習しなさい」と励ましてしまいますよね。

しかし、草刈民代さんや羽生結弦選手のように、幼少期の習い事が将来の職業につながり大成功をおさめる人は、どの世界でも本当にごくごく一部です。とても稀なことなのです。

幼少期だけではありません。十年以上野球に力を注ぎ、その果てに甲子園に出場した子どもでも、プロ野球選手として活躍できるのはとても少ない人数だけです。

習い事は「続けば趣味になる」くらいに受け止めて

習い事を始めた子どもが、将来の夢を「今やっている習い事のプロフェッショナル」と言い出しても、話半分で聞いておきましょう。

興味が他に移れば、将来の夢もあっという間に変わってしまいます。子どもの抱く夢は、「志」とは違います

習い事は、「続いて、大人になっても楽しめる趣味になれば充分」くらいの気持ちで受け止めておくと良いでしょう。

我が子が「習い事をやめたい」と言い出したらどうする?

実際に習い事をスタートしてみたら、子どもが「習い事をやめたい……」と言い出した、という話はよくあります。

そんなとき、親はどのように対応してあげればよいのでしょうか。

「自分でやるって言ったのに!途中で投げ出さない!」と頭ごなしに叱らない

もっとも言ってしまいがちな言葉は「自分でやるって言ったんでしょ!どうしてそうやってすぐに飽きちゃうの!」や「途中で投げ出さない!ちゃんと頑張りなさい!」といった叱責です。

親にとって、すぐに習い事をやめてしまうと、将来的にこらえ性のない大人になってしまうのではないかと不安に感じてしまいますよね。
 

 
しかし「やめたい」と言った子どもを頭ごなしに叱り飛ばしても、何の解決にもつながりません。

習い事を嫌になってしまった子どもを、問答無用に叱ってしまうと、子どもは親に「何かをやめる」ことを相談することが怖くなります。

その結果、子どもが成長過程で何か壁にぶつかり、大きな決断を迫られた時などに、親に相談することをためらうようになってしまう可能性があります。

親の不安や怒りはぐっと飲みこんで、いきなり叱ることはやめておきたいですね。

まずは子どもの気持ちを受け止めよう

子どもが「習い事をやめたい」と言い出したら、親はひとまず深呼吸をして言いたいことを飲み込み、落ちつきましょう。

次に「習い事をやめたいと思っているんだね、気持ちはわかったよ」と、気持ちを受け止めたことを伝えます。

この一言で、子どもは「親は自分の気持ちをちゃんと受け止めてくれる」ということを確認できます。それは成功体験のひとつとして、子どもの自己肯定感を高めてくれます。

頭ごなしに叱ってしまうと「親は自分の気持ちは判ってくれない」と感じてしまい、失敗体験として記憶されてしまうでしょう。

じっくりと多角的に子どもの話を聞きだす

子どもの気持ちを一度受け止めたら、静かに「なぜやめたいと思ったのか」を聞き出してみます。

子どもが上手に話すことができず、うまく伝えられなくても、じっくりと話を聞いてみましょう。

親が「それってこういうことでしょ」「そんなくだらない理由なの?」など、意見をはさんではいけません。

子どもの話をじっくりと聞くとき、顔の表情や手足の動き、まばたきやチックなど全身の状態も観察します。

子どもが強いストレスを感じているときは、身体にもその影響が出ていることがあります。習い事によるストレスや、それを親に伝える緊張度の高さを理解してあげたいですね。

子どもが習い事をやめたくなるときの理由

子どもが習い事をやめたくなるときの理由は、単に「飽きちゃった」というだけではありません。
 

・教室の方針や先生のやり方が子どもに合わない
・先生と子どもの相性が良くない
・同じ教室に通っている子どもたちにいじめられている
・他にやりたいことができた
・学校の宿題などの負担が重くなり両立が難しい
・学校の友達と遊ぶ時間が減り学校の友達との人間関係がギクシャクしはじめた
・練習などに嫌気がさした
・単に飽きてもうやりたくない

 

こうして子どもが習い事をやめたくなる理由をじっくり眺めてみると、大人が転職を考えるときの理由に似通っている部分も少なくありません。

「そのくらいのこと、我慢しなさい!」と一言で済まされない理由もいろいろあることが判ってくるでしょう。

ここ1ヶ月ほどの様子を思い出してみよう

子どもが習い事をやめたい理由を話してくれたら、ここ1ヶ月ほどの我が子の様子を思い出してみましょう。

練習をサボりがちになっていたり、頑張っているようなのに教室に行くことを渋り始めたり、朝起きられなくなっているなど、ちょっとしたサインが出ていたかもしれません。

話をいったん保留にして、1週間ほど継続して様子を観察してみて、単に練習が面倒そうな様子か、それとも精神的にダメージを受けているようかを見てあげてください。

子どもにはどうにもならない理由なら解決策を話し合おう

子どもが習い事をやめたい理由が、先生や教室との相性不一致やいじめ問題など、子ども自身の努力ではどうにもならないことなら、父母で話し合って解決策を決めましょう。

習い事自体は続けたいのであれば、別のクラスや教室を探して移るという方法もあります。

習い事自体をやめて、他のことをやりたい、学校の勉強や部活に専念したいという場合は、子どもの傷ついた心が元気になるまで様子を見守ってあげることも大切です。

「3ヶ月」・「6ヶ月」「1年」を区切りにしてみよう

ただ単に「練習が面倒くさい」「飽きた」「思ったよりも大変だった」という理由のようであれば、もう少し頑張ってみようという方向に促してみましょう。

いつまでも延々頑張らなければならない、と思うと、子どももますます嫌になってしまいます。

そこで、3ヶ月・6ヶ月・1年を区切りにしてみましょう。

本当に初心者だったのであれば、3ヶ月も経つとできることが増えて楽しめるようになってきます。

単に倦怠期に入ったのであれば、半年ほど続けていればまた楽しくできる時期がやってきます。

上達する方法を動画やテキスト、コーチや先生に相談するなどして練習の仕方を変えてみながら1年間頑張れれば、大きな成長を感じることができるでしょう。

やめたいと言い出せない子どもも!よく様子を観察してあげよう

中には、いじめに遭っていたり、先生との相性が決定的に悪く大きなストレスを抱えていたりしても、親への申し訳なさや罪悪感から自分で「やめたい」と言い出せない子どももいます。

本当はやめたいのに、ずっと我慢を続けた結果、心身に不調をきたしてしまうこともあり得ます。

子どもの性格をよく考え、完璧主義者で我慢強すぎる子だったり、親に遠慮しがちで要望を飲み込んでしまう子だったりする場合は、定期的にレッスンや練習の様子を見学するなど気を配ってあげたいですね。

習い事を簡単にやめさせずに済む方法

子どもが自分からやりたいと言い出した習い事をやめることは、頻繁でなく、きちんと親が対応してあげればあまり問題ありません。

しかし始めてすぐに「やっぱりやめる」を繰り返すことは、わがままやこらえ性のなさを助長することになり、子どもの人格形成上よくありません。

また一から道具をそろえなければならない習い事だと、親の負担も大きくなります。そのため、習い事を簡単にやめさせずに済む方法も覚えておきたいものです。

習い事をスタートする前に必ず体験を活用する

子どもが習い事を始めたいと言ったら、いきなり教室に通わせるのではなく、まず親子で見学をさせてもらいましょう。

見学をして、できれば体験もさせてもらうと、子どももどんな習い事なのかつかみやすくなります。

また、同じ習い事をしているお友達がいたら、一度いろいろ話を聞いてみると良いでしょう。練習やレッスンがきつい、ということをあらかじめ知っておくだけでも、子どもの気持ちが変わってきます。

子どもとルールを決めておく

子どもと、習い事についてルールを決めておきましょう。

 

・最初の3ヶ月はやめずに頑張る
・家で毎日10分~20分は練習する
・宿題が出たら忘れずにやる

 

最初はこれくらいで良いでしょう。楽器の練習というと1時間、2時間を考えてしまうかもしれませんが、子どもの集中力は10~20分程度がせいぜいです。

また、一応「ゴール」も設定しておくと良いでしょう。

 

・バイエルが終わるまで頑張る
・1年間はやめずに頑張る
・練習をサボるようになったらやめる

 

ゴールを設定することで、ヤル気が失せているのにいつまでもダラダラ続けることを防ぎましょう。

習い事を途中でやめても気にしない!楽しめることを探そう

習い事を途中で子どもがやめたいと言い出すと、親はどうしても不安になってしまいますよね。

「飽きっぽい性格なのかもしれない」「将来、就職しても同じように簡単に辞めてしまうのではないか」と考えてしまうのは、仕方の無いことです。

 

 

しかし子どもの“飽きっぽさ”や“途中で投げ出す無責任さ”は、習い事だけでクセづいてしまうものではありません。

学校の宿題は毎日コツコツやっていたり、好きな趣味・勉強はきちんと続けられていたりするようなら、あまり気にしなくても良いでしょう。

もし、子どもが取り組んでいることを中途半端で投げ出す大人になってしまうのではないか、と気になるのであれば、子どもが習い事を始めるときと、やめたいと言い出したときにじっくり話し合うことが大切です。

子どもは好奇心が旺盛で、次々に興味がうつろうものです。あまり習い事にこだわらず、いろいろな経験の中から熱中できることを共に探し出しましょう。

  • 2020.1.21
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