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突撃!体験レポート

習い事の選び方

子どもの習い事を無駄にしない、重荷にしないための方法

子どもに何らかの習い事をさせているご家庭はたくさんあります。それでは「子どもにとって、その習い事は本当に役立っていますか?」という質問には、どんな答えが返ってくるでしょうか。

習い事をさせるということは、子どもにとって貴重な自由になる時間を、そこにつぎ込ませているという事です。そして家計にも大きな負担となります。送り迎えをしなければならない家族にとっても、負担となることはいくつもあるでしょう。

せっかく習い事をさせるのであれば、子どもにとって何らかの形で役立つものにしたいですよね。そのためには何をするべきか、どうすれば習い事を子どもの成長に役立てることができるのか、考えてみましょう。

「我が子」に合った習い事を見つけるために必要なこと

我が子に合った習い事をさせることは大切な基本です。でも、実際に「なぜその習い事を始めたのか」ということを突き詰めてみると、意外とあやふやだったりするものです。では、どうすれば我が子に合った習い事を見つけることができるのでしょうか。

習い事を選ぶ際の3つのポイント

まずは、習い事の選び方にポイントがあります。

・子どもに習い事をさせるかどうか

・子どもに何を習わせるか

・どれくらいのスケジュールで習わせるか

 

この3つは子どもが習い事を始める時に決めることの基礎です。

習い事を始める時は子どもの話をしっかり聞こう

子どもに習い事を始めさせる時、きっかけはだいたいこれら3つに分けられるのではないでしょうか。

・子どもが「やりたい」と言った

・親が「させたい」と思った

・親が「させた方がいいのではないか」と感じた

 

 

◆子どもが「やりたい」と言った

子どもが「やりたい」と言った時はこんな理由があるケースがあります。

・お友達がやっていてうらやましく思った

・テレビなどで見てうらやましく思った

・本などで知って興味を持った

 

◆親が「させたい」と思った

親が「させたい」と思った時には、こんな理由があるのではないでしょうか。

・自分が子どものころにやっていた

・自分が子どものころにやりたかったができなかった

・自分が親になったら子どもにやらせることが夢だった

 

◆親が「させた方がいいのではないか」と感じた

親が「させた方がいいのではないか」と思った時は、こういう時ではないでしょうか。

・テレビやネットなどで習い事をしている子どもは伸びるというような説を聞いた

・ママ友から「やらせていないの?」「やらせた方がいいよ」などと言われた

・ママ友から誘われて断れなくなった

・周囲のママたちがみんなさせているので置いて行かれた気持ちになった

 

習い事を実際に続けるのは子どもです。親ではありません。親には「子どものためになる、子どもの将来に役立つ」という大義名分がありますが、実はその陰に「親のエゴ」や「見栄」が潜んでいることがあります。

親は「子どもに習わせたい」と思う習い事がある場合は、じっくりと自問自答してみましょう。

 

・なぜそんなにやらせたいのか

・本当にやりたかったのは「自分自身」で、子どもは自分の身代わりではないのか

・周囲のママ友やご近所などの「目」に流されていないか

 

子どもに習わせたい、という気持ちの中に、「我が子にきっと合っているから」という基本的な考えが欠けてはいませんか。

まずは子どもに話を聞き、子どもが興味を持ったものについてじっくりと話し合ってみましょう。親がどうしてもやらせたい、やってほしいと思うものは、理由を分かりやすく説明し、子どもにプレゼンをしてみてはいかがでしょうか。

子どもが楽しく通い続けられるような習い事を見極める

子どもが楽しく通い続けられるような習い事を見極めるためには、親子で一度体験をしてみることがおすすめです。実際に教室で実体験をして、家庭で必要になる宿題や練習もやってみます。

それでも「続けられる、面白そう」というようなら、やらせてみてはいかがでしょうか。子どもにとって「伸びる習い事」、それは好きなこと、楽しく続けることができることです。

習い事で子どもに良い影響を与えるための方法

習い事といっても、ピアノに野球、学習塾にスイミング、クラシックバレエにお習字……と、その内容は多彩ですよね。でも、どんな習い事をするにしても、その習い事が子どもに良い影響を与えるためにすべきことは変わりません。習い事をする子どものために、親がしてあげられる役立つことをピックアップしてみました。

子どもと親、夫婦、家族で習い事のことを話し合う

子どもの習い事の送り迎えをしていると、その行き帰りで習い事について色々話したりしますよね。それはとても良いことです。塾など子どもが自分で通っている場合は、どうしても進度の確認や教室の様子、先生との相性などは聞きそびれてしまいがちです。

実際は宿題が出ているのに、それを親に言わずにいるケースもよくあります。親は定期テストの成績などにばかり目が行ってしまいますが、「教室はどう?宿題を見せて?」など話をするようにし、塾の先生にもシステムをきちんと聞いておきましょう。

帰りが遅いパパママも話を共有し、家族で習い事について話題にする時間を作りたいですね。そして「毎週頑張って続けているね」「楽しいのは上手になってきているからなんじゃないかな?」など、継続して頑張っていることを上手に褒めてあげましょう。

子どもが進級などをしたら、日々の努力と継続を褒める

子どもがスイミングや習字などで進級試験にパスしたり、塾でテストの順位が上がったりした場合は、「ここまでよく頑張ってきたね」「つらい時も続けてきたことが報われたね」など、日々の努力を誉め、挫折することなく継続してきたことをねぎらってあげましょう。

 

習い事の練習などがやりやすい環境づくり・スケジュール作りをする

習い事の練習を家でしなければならないケースもあります。そろばんや塾・公文など宿題が出る習い事もありますし、ピアノやヴァイオリンなど楽器は毎日練習しなければ上達しません。

そんな時は、子どもと一緒に学校から帰ってからのスケジュールを考えて無駄のない時間割を組んでみましょう。

・学校の宿題

・塾の宿題

・習い事のレッスン

・食事やお風呂

・家族とリラックスする時間

 

子どもの生活には、帰宅後から寝るまでの間にこれらの用事が入ります。

・どう組めば子どものヤル気を削がずに、時間を無駄にしないか

・どの場所でやれば親の眼が届き、テレビや漫画本・おもちゃなどに邪魔をされないか

 

こうしたことを考慮して決めると良いですね。

子どもと親と先生で話し合い、長期目標・短期目標を決める

習い事を始めたら、つい忙しさにかまけて子ども任せ、先生任せにしてしまうかもしれません。しかし、それでは子どもと先生の間にあまり連携が取れていない場合、子どもが伸びなかったり、「やめたい」とつらい思いをしてしまったりする可能性があります。

そういったことを防ぐためにも、子どもと親、そして先生ともよく話し合い、半年~1年ほどの長期目標と、1週間や1か月といった短期目標を決め、子どもがつらくならず、しっかり伸びる適度な「時間」や「練習量」などを探っていくと良いでしょう。

習い事の発表会や試合の頑張りを大いに認める

習い事の発表会や試合などがあるケースもあります。そういった時は、どうしても成功か失敗か、勝ちか負けかなどが気になってしまいますよね。でも、もっとも「結果」に対してナーバスになっているのは子どもです。

親はどんな結果であっても、それまでの努力や当日の頑張りをきちんと受け止め、認めてあげたいものです。結果を叱ると、子どもは「頑張ってきた」部分を誰にも認めてもらえなくなってしまいます。たとえ結果が出なくても、頑張ってきたこと、頑張ったことをパパとママは知っているよ、とねぎらってあげましょう。

教室からのお知らせにはきちんと目を通し、家族で情報をシェアする

習い事や塾では、多くの教室でお知らせやプリントを子ども達に配布しています。学校のプリント類をきちんと親に見せるタイプの子どもは、教室で配られたものも親にちゃんと見せるでしょう。

しかし学校のプリント類をいつも溜めてしまって親にちゃんと見せないというタイプの子どもは、教室のプリント類はますます見せずに忘れてしまうでしょう。レッスンバッグは定期的に確認して、配られたプリント類の内容はきちんと家族でシェアしましょう。

習い事をすれば必ず効果が得られるわけではない

習い事をする前に、親が知っておかなければならないことのひとつに「習い事をすれば必ず効果が得られるわけではない」という点があります。そこを理解しておかなければ、子どもに大きな負担を与えてしまうことになります。

ピアノを習った人間すべてがピアニストになれるわけではない

たとえば、ピアノを習った人間がすべてピアニストになれるわけでもありませんし、音大に合格できるわけでもありません。楽器を習うことで音感を培ったり楽譜に親しんだり、たくさんの名曲に触れて感性を養うことが重要です。

ピアノやヴァイオリンを習い始めたからといって、「音楽関係の仕事で食べていく」というようなプレッシャーを親が子どもにかけると、練習が苦痛になってしまうかもしれません。それは塾やスポーツでも同じです。楽しく真剣に学び、生涯の趣味になればいい、くらいの気持ちで親は受け止めてあげましょう。

 

名門中高、超一流大学に入ることがゴールではない

受験のために習い事をしている子どもも多いと思いますが、名門中学や名門高校、旧帝大や医学部といった超一流大学に入ることがゴールではありません。「良い学校」に入ることは、充実した学生生活のスタートであり、社会人としてのスタートですらないのです。

名門校に入れたという安堵感で、親も子どもも気が抜けてしまうのはよくあることです。でも何のために名門校に入ったのか、ここで何をしたかったのか、その先で何をしたいのかをきちんと胸に刻んで、それからの生活もしっかり引き締めていきましょう。

必要なのは習い事で培う「人間として幸せに生きていくための知恵と力」

習い事で素晴らしい才能を開花させ、世界的に有名になる人はまれに現れます。しかしそれは本当に稀なことで、ほとんどの人が趣味として楽しめる程度の能力や、志望校に合格する程度の学力を身につけて終わります。

習い事は本来それで構わないはずです。必要なものは習い事を通して培う技術や人々とのコミュニケーション能力、効率的な学び方や伝え方など「人間として幸せに生きていくために必要な知恵と力」。それ以上の能力が開花することは、本当に希少な幸運だということを心にとめておきたいですね。

子どもに良い効果を与える習い事のコツ

子どもに良い効果を与えるために、習い事をする際に気を付けておきたいちょっとしたコツをご紹介します。

子どもの意見を尊重する

子どもの意見を尊重するということは、最優先にしたいポイントです。子どもが愚痴ったり、文句を言ったりすることがあっても、それが一時的なことなら「大変だよね」「疲れているのに頑張って偉いね」など、受け止めてあげましょう。

毎回つらそうで、具体的な悩みを話してきたりするようであれば、子どもの意見にちゃんと耳を傾けてあげましょう。教室を変えたり、今のスケジュールを変えたりするためのきっかけになることかもしれません。

親子で事前に体験レッスンを受け、子どものフィーリングを尊重する

親子で事前に体験レッスンを受けることは、何度か前述しましたが、その際の子どものフィーリングを尊重してあげましょう。親がどうしてもやらせたいことであっても、子どもが「どうしても好きになれない」ということであれば、親の方が妥協することも大切です。

「どこがゴールか」を子どもと話し合っておく

習い事を始める前に、子どもと「ゴールをどこに設定するか」を話し合っておくと、いつかやめる時が来ても「やりぬいた」という達成感を得やすくなります。「バタフライまで泳げるようになったら」「小学校を卒業するまで」など、一応のゴールを設定しておきましょう。もちろん楽しくなったらもっと延ばせばよいですし、つらければ話し合ってどうするかを考えれば良いのです。

詰め込みすぎない

月曜日から日曜日まで、すべての日になんらかの習い事が詰まっていたり、一日に2つの習い事が入っていたりするようなスケジュールは「詰め込みすぎ」です。子どもは幼稚園や小学校の日常だけで、十分に疲れてきます。

また自由にお友達と遊んだり、家でゆったり過ごしたりする時間も重要です。子どもが習い事をしすぎているなと感じたら、一度一緒に話し合い、習い事を整理しましょう。

就学前は8時、小学生は9時までに寝られるスケジュールで

習い事とその宿題や家庭練習、そして学校の宿題をすべてこなすと、夜遅くなってしまうというケースもあるでしょう。しかし、就学前の子どもは8時、小学生は9時には就寝の準備が整っている状態が、健康的で成長ホルモンがたくさん分泌される生活リズムと言えます。

塾や習い事を夜遅くまで詰め込みすぎたり、習い事と宿題が重なって日々10時過ぎまでかかってしまったり、といった状態では、子どもに合った生活リズムとは言えません。子どもの成長で最も大切なものは健康です。その点を忘れないように、習い事を入れましょう。

やめることと挫折は違うと親が知っておこう

子どもがいろいろな習い事を体験することはとても良い経験になります。なんでも実際に試してみなければ、自分に合っているか、面白い物かは分からないからです。しかし中には始めて見たものの、どうしても合わない、つまらなくてつらいという習い事もあるでしょう。

 

そんな時は、「習い事に関しては、やめることと挫折は違う」ということを知っておくことが大切です。自分でやりたいと子どもが言ったとしても、幼い子どもの「やりたい」には、大きな覚悟や強い想いなどは期待できません。

「友達がやっているからやってみたい」「面白そうだからやってみたい」など、「やってみたい」レベルなのです。一度やってみれば満足してしまうものかもしれないものがほとんどかもしれません。

その中で偶然「熱中できる長続きするもの」が見つかれば幸運、くらいに構えておくことで、「体験をしてみて長続きするものだけを選ぶ」ことができるようになります。楽しんで長く続けられることが、どんな習い事でも上達・成長のコツですね。

  • 2019.3.3
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